標準偏差 (NaNを無視).
s=nanstdev(x) s=nanstdev(x,'r') or m=nanstdev(x,1) s=nanstdev(x,'c') or m=nanstdev(x,2)
実数または複素数のベクトルまたは行列
この関数はベクトルまたは行列の値の(NaNを無視した)標準偏差を計算します.
あるベクトルまたは行列 x
について,
s=nanstdev(x)
は
全てのs
に
x
の(NaNを無視した)全エントリの標準偏差を返します.
s=nanstdev(x,'r')
(もしくは等価な,
s=nanstdev(x,1)
) は,行方向の標準偏差です.
この場合,行ベクトルs
の
各エントリに
x
の各列の(NaNを無視した)標準偏差が返されます.
s=nanstdev(x,'c')
(もしくは等価な,
s=nanstdev(x,2)
) は,列方向の標準偏差です.
この場合,列ベクトルs
の各エントリに
x
の各行の(NaNを無視した)標準偏差が返されます.
Labostatでは, NAN 値は表における欠損値を意味します.
Wonacott, T.H. & Wonacott, R.J.; Introductory Statistics, fifth edition, J.Wiley & Sons, 1990.