周波数位相プロット
phaseplot(sl) phaseplot(sl,fmin,fmax [,step] [,comments] ) phaseplot(frq,db,phi [,comments]) phaseplot(frq, repf [,comments])
一入力多出力 (SIMO) 線形動的システム (syslin参照).
実スカラー: 表示する最小周波数 (単位:Hz) .
実スカラー: 表示する最大周波数 (単位:Hz).
実スカラー: 周波数離散化刻み (指数スケール)). 指定しない場合、このアルゴリズムは、 適用型周波数刻みを使用します.
文字列ベクトル: 各曲線に付随する凡例ラベル. オプションの値は空の配列です.
行ベクトルまたは n x m 配列: 周波数離散化(Hz).
n x m 配列:
frq
に対応する大きさ. この引数が使用されない場合、
phaseplot
はgainplot
および
bode
と同じ呼び出し手順となります.
n x m 配列: frq
に対応する位相[deg].
phaseplot
関数は曲線
phi(i,:)
対 frq(i,:)
をプロットします.
n x m 複素数配列.
phaseplot
関数は,曲線
phase(repf(i,:))
対
frq(i,:)
をプロットします.
この関数はシステムの周波数応答の位相を描画します. このシステムは異なる表現で指定することができます:
phaseplot(sl,...)
の場合,
sl
は連続系または離散系SIMOとすることができます.
多出力の場合,出力は異なる記号でプロットされます.
この場合,周波数は以下のように指定できます:
上限および下限周波数[Hz]
fmin
, fmax
および
周波数刻み(オプション) step
.
fmin
および
fmax
のデフォルト値は,
sl
が連続系の場合
1.e-3
および
1.e3
,
離散系の場合 1.e-3
,
0.5/sl.dt
(ナイキスト周波数) です.
引数step
が省略された場合,
この関数は適用型周波数刻み
(calfrq参照)を使用します.
行ベクトルまたは二次元配列 frq
は
周波数をHzで指定します.
2次元配列は多出力系において各入出力の組について
異なる周波数刻みを適用する場合に使用されます.
phaseplot(frq,...)
の場合
この場合,事前に計算された周波数応答により周波数位相プロットを
描画することができます.
周波数応答は複素数表現repf
または
ゲイン/位相表現db
,
phi
で指定できます.
frq
および repf
は,
行ベクトルまたは(各行が入出力の組みを表わす) n x m 配列です.
The データティップツールは位相曲線に沿ってデータを表示する際に使用できます.
s=poly(0,'s') h1=syslin('c',(s^2+2*0.9*10*s+100)/(s^2+2*0.3*10.1*s+102.01)) h2=syslin('c',(s^2+2*0.1*15.1*s+228.01)/(s^2+2*0.9*15*s+225)) clf();phaseplot([h1;h2],0.01,100,.. ["$\frac{s^2+18 s+100}{s^2+6.06 s+102.1}$"; "$\frac{s^2+3.02 s+228.01}{s^2+27 s+225}$"]) title('Phaseplot') | ![]() | ![]() |
Version | Description |
5.4.0 | 関数phaseplotが導入されました. |